千葉県の日本遺産を巡る【2日目】銚子から成田まで

2022.07.03 日 2日目 晴れのち曇り

6:00 起床

銚子の朝もや

7:00 簡単に朝食を済ませ、キャリーケースは部屋に置いてしょうゆ工場見物に出かける

しょうゆ工場を見るのは初めてだ

ヒゲタ醤油工場正門

7:15 しかし、日曜の朝だし、コロナだしで工場見学は休止されている

(HP確認済みだったが、いちおう)

工場の外周を回る、けっこう巨大

中でぐつぐつと醤油が製造されているようすを思う

ヒゲタ醤油の隣にある宝醤油の工場

このあたりでは、なんだか醤油の香ばしい香りがするような、しないような
そのまま北に進み利根川へ出る

利根川

河口近くなので川幅が広い

銚子大橋から北を見る

千葉県に帰ってきたよ(違

橋を下りてくると「千葉県」の青看板、ブルベ参加中なら0.5秒ぐらいで通過するところだが徒歩なので立ち止まって考えた
つまり川の中央に県境があるわけで、千葉の北側は何県なんだったか

(地図を見ると栃木県だった)

 

8:00 ホテルに戻り、チェックアウト

駅に向かう途中に並んでいた醤油ベンチ(ヤマサ醤油の工場は駅の東側にあった)

銚子駅観光協会には無情なハリガミが

8:20 ちょ、ま、なんやこれ

ハリガミは何かの間違いかもしれないので、観光協会の営業開始まで待ってみることにした(事務員は出勤してるみたいだったので電話をしてみたが、前日から絶賛Au通信障害中のためつながらず)当初はレンタサイクルにて銚子を周遊しようと思っていたのだが、だめなら銚子電鉄


8:45 営業開始、はい、だめでしたー(やはり全て予約済みとのこと)

借りられなかったレンタサイクル(電動)パナの小径車

銚子電鉄 外観も内装もレトロ

車内で一日乗車券700円を購入

9:16 電車もまたよし

けっこう乗客が乗り込んできて銚子駅発 がたごと進む
9:36 犬吠駅 歩き始めるとすぐロードバイクの集団がさっそうと抜いていく 徒歩10分で犬吠埼灯台に至る

銚子ジオパークのサイン

犬吠埼白亜紀浅海堆積物

サイン

犬吠埼灯台

10:00 灯台 入場料300円で急な階段99段

灯台から北を見る(君ケ浜)

犬吠埼霧信号所霧笛舎(国登録)

犬吠テラステラス

エントランス

店内

オサレな店内でビールもあったが、このあとも歩くので我慢(まだ10時だし
10:30 犬吠駅までてくてく戻る

犬吠駅前広場

10:40 電車来た 結構な乗客だった

終点の外川(とかわ)駅

10:45 駅で外川まちあるきマップを入手

イチゴ150円

11:00 港まで適当に下っていくと、かき氷店を発見 食べてたら続々と客がやってきた

「まちあるきマップ」によると市田商店/夏季限定かき氷

カフェ&ギャラリー ゆうせい丸

11:30 昼食

サバ味噌煮定食1,000円

サバ味噌は濃いめの味付けで塩分補給ができた。フライも揚げたて、満腹になった。ほか客1組

まちあるきマップには、食事ができる店が海沿いのエリアを中心に10軒ほど掲載されていた

二階にも手作りの作品が展示されていた

暑さに備えアームカバーを濡らし着用してから再出発

これ、黒生瓦か

ものの本によると、往時銚子の黒生(くろはえ)地区では瓦生産が盛んで現在も瓦屋が多い由

電車の車窓から見ていても、農家など黒に微量の茶色を入れたような色調の屋根瓦が多かったのだが、でも黒生瓦かどうか不明

 

12:30 千騎ケ岩、江戸の文人たちに愛好された銚子磯めぐりのスポット、だと

千騎ケ岩(せんがいわ)

日本遺産のサイン 銚子磯めぐり

12:45 犬岩 うん、犬にしか見えない

犬岩(いぬいわ)の向こうに屏風ケ浦

10キロ続くという海食崖の屏風ケ浦にも行ってみたかったのだが、さすがに徒歩では無理なので断念

 

外川のまちなみは碁盤状区画が特徴(江戸初期に紀伊から来た網元が開発した)

外川のまちなみ 江戸情緒を感じるかというと微妙ではあるが、建設の経緯が興味深い

13:15 外川ミニ郷土資料館(水産店が設置しており無料)おばさまが熱心に解説してくれた

展示はアレだが、おばちゃんは名調子

初三郎の鳥観図、往時の賑わいもさぞや

13:30 外川駅にたどりついた

電車待ちの観光客のみなさん

風車が設置されているだけあり、常時海からの微風があって気温ほどの暑さは感じなかったものの、やはりくたびれた(この日の最高気温30.1度/銚子地方気象台

レンタサイクルで犬吠から外川まで行ってたら熱中症になってたかも

銚子駅銚子電鉄からJRへ乗り換え

14:00 銚子駅 JRとの接続時間が短く、小走りに改札まで行きロッカーからキャリーケースを引っ張り出してホームに取って返す

総武本線銚子発千葉行き 普通

 

14:05 (間に合った) 佐原で高校生がどっと乗り込んできた

 

15:30 成田駅 駅のポスターを見て、東口出てすぐの文化ホールで開催されていた山車人形展へ(無料)

山車人形展のポスター

山車そのものは佐原でも遭遇したが、山車のてっぺんに鎮座している人形を集めて展示しているもの

まつり当日だと数メートル上にある人形が目の前にあって大迫力

いい企画だ

展示風景

熊本出身の人形師、松本喜三郎によるスサノオノミコト桐生市祇園祭

会場は成田市文化芸術センター3・4階のスカイタウンギャラリー

成田駅からすぐのビルだったが、空室多くない?

16:15 駅西口から徒歩5分、成田U-シティホテルにチェックイン。きちんとしたフロントのある、きちんとしたホテルだった

でも素泊まり5,000円と格安

室内

ランドリーコーナーは1階にあり、洗濯機と乾燥機が各2台、無料

ランドリー(明らかに旧露天風呂w)

ホテルの真下でも地元民がお祭りの準備中だった

17:00 成田山へ行ってみる

この時間だと、さすがに参道にも観光客はいない

参道に軒を連ねる土産物店 コロナ前は外国人観光客でそれは賑わっておったものじゃ

一粒丸三橋薬局店舗

鼠漆喰の土蔵造りの薬店(国登録)

国指定文化財等データベース (bunka.go.jp)

お土産に買って帰ろうかと思ったがやめておく

薬だからな


17:15 総門 ここから丘陵状の地形を上ってゆく

成田山新勝寺 総門

17:30 光明堂(国重文)


境内でランナー2名と遭遇、広いし高低差があるのでトレーニングにはいいかも

17:40 額堂(国重文)

成田山新勝寺 額堂

17:45 三重塔(国重文)極彩色

成田山新勝寺 三重塔

ひとけのない巨大宗教施設を満喫して駅まで戻る

成田観光館では祭りの踊りの振り付け練習中であった 楽しそう

18:00 また)刺身で乾杯

醤油はヤマサでした

朝から晩まで満喫した