映画【デンキカン】建築と時間と妹島和代

2020-12-7 月

つれあいに誘われたので映画を見てきた。
妹島和代、世界的に有名な建築家…?という程度の知識しかなかったのだが。

 

建築家をテーマにした映画ということだったので想像するに
・コンペ/プロポのアイデアを得るために苦闘する建築家
・ライバルたちとの苦闘の末、勝利を勝ち取る建築家

・友情と愛、そして別れ
・これまでの建築作品を空撮やCGなど駆使して紹介
・建築家の活躍で世界征服をたくらむ秘密結社とテロ組織は壊滅する
・そして建築作品は竣工、めでたしめでたし

 

上記要素は全くなく(当然)、施主である大阪芸術大学製作のドキュメンタリー映画であった。
・コピー用紙を切り貼りしての模型作り
・コマ送りでの建築現場風景
たまに建築家へのインタビューがはさまり、その間BGMはループという、なかなか興味深いというか、初めて見た種類の映画というか、上映時間半分、いや4分の1ならよかったのに。


観客数8名。

見終わってつれあいと「設計の報酬はいくらなのか」「総建築費はいくらなのか」「大阪芸大ってどこにあんの」「むかし近つ飛鳥博物館へ行くときに見かけた」「あのブドウ畑の」「そうあそこ」などと言いながら帰りました。

 

完成後の建築に雨が降ってるシーンがあって、屋根末端に雨樋がないらしく雨だれがじゃんじゃんフロアに落ちていた。
あれ雨落ち溝になるよぜったい。メンテが大変そうだと感じてしまった。