SR600紀伊山地の世界遺産 その1 DAY-0

2023.10.27 はれ 夕方から一時雨 大阪地方の気温24/14度

家族の用件で京都に出かけたので、帰りにSR600を走ってきた。

audax-kinki.com

 

九州からの往復は新幹線を利用(行きは10月25日・水)

九州新幹線

広島で外国人ツーリスト一行が巨大スーツケースとともに乗り込んできて満車になった

 

10月27日

9:20 大阪から関空快速(西九条でハロウィンUSJに向かう人波がすごかった)

輪行袋が邪魔になる寸前

10:20 日根野駅で下車、階段下の空きスペースで自転車を組み立てる

北口には駅前広場が存在しない

11:00 少し走って歴史館いずみさの

建物は平成あたまごろのタイル仕上げ外装

入館無料

「トリプル日本遺産のまち」の表示、3つもあるとは知らなかった

 

地味ながら活動がんばってる感

中世日根荘を中心とした展示
https://hinenosho.jp/

 

日根荘(ひねのしょう)は歴史の教科書でも取り上げられる遺跡
SR600のコース上で序盤に通過するのだが、せっかくなのでウロウロしたかった

 

ここで日根荘の歴史を紹介
1234年 立荘(成立)するも一帯はまだ荒野だったようだ
1309年(75年目)開発のため作られた絵図が残っており、現状とよく一致してる
 戦国期、領主が都にいるのをいいことに台頭してきた武士が好き勝手して納税収入激減
1501年(267年目)経営改善のため領主の九条政基が(京から?)出てきて当地に4年間滞在、記録を残しており貴重な史料になってる
 資料によると政基は1445生、1516没なので滞在は56歳から60歳までと、当時としては相当な高齢と思う
 かなり危機感があったのだろうが、滞在の成果はあったのか無かったのか、展示ではこのあたりよくわからなかった
1611年(377年目)日根荘が資料に現れる最後、このころ廃絶とされている
 荘園自体は古代中世からの土地所有形態で日根荘も400年近く続いたものの、時代の変化には勝てなかったということか

 

歴史館では企画展として地元建築家の紹介もありました