2023年に見た映画や企画展など振り返りのメモ

2023年の備忘録として

 

2023-01-02(映画)アバター:ウェイ・オブ・ウォーター、帰省した際近くのシネコンで姪っ子を連れて。舞台を海中に移したり家族愛を前面に打ち出したりの工夫はあるが、新世界(文字通り)を開拓した前作の感激は薄い。続編の宿命を超越できなかった。3時間、やや冗長に感じた。★★★

2023-01-15(映画)マッドゴッド、デンキカンにて。ストーリーはともかく労力に感動。本作はエンドロールに凝縮されているかも。★★★★

2023-02-12(舞台)星の王子さまサン=テグジュペリからの手紙―、熊本県立劇場演劇ホールにて。ダンス!衣装!満席も当然の充実した内容。S席4,000円は格安。★★★★★

2023-02-18(博物館)対馬博物館、市/県施設が併設されており、なかなかの巨大さで維持費が大変そう。

2023-02-19(博物館)壱岐国博物館、展示はもちろん、売店も充実していて運営が工夫されてた。原の辻遺跡ガイダンス施設も見学。

2023-03-08(映画)エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス、シネコンにて。あえての「マーベルじゃない」面白さ。邦題つけてほしかった。座席B-9は前方過ぎた。

2023-04-06(博物館)大阪市立自然史博物館「毒」テーマもいいし巨大模型や動画など見せ方もよくて行列混雑も当然。図録も読みごたえがあった。

2023-04-07(博物館)京都大学総合博物館京都大学の学術的蓄積が凝縮。大阪自然史もそうだったけど自然史系の展示の工夫が面白い。

2023-04-07(美術館)京都国立近代美術館「甲斐荘楠音の全貌」絵画、演劇、映画で活躍したマルチプレイヤー。全貌のサブタイトル、近世以降の人物紹介は資料選択や編集がキモ。娯楽の中心存在だった往時の映画産業の迫力も間接的に感じた。

2023-04-07(博物館)京都文化博物館東洋文庫 知の大冒険」きら星の如き資料群がかもし出すホンモノの迫力。

2023-04-08(美術館)北九州市立美術館分館「面構 片岡球子展」つれあいの趣味。点字はともかく建築がバブリーで、ある意味貴重な存在。維持が大変だろう。

2023-06-24(映画)目の見えない白鳥さん、アートを見に行く、デンキカン。ホシノさんが怪しすぎる★★★★

2023-07-14(博物館)北海道博物館、導入のインフォグラフィックス動画が分かりやすかった。

2023-07-14(公園)モエレ沼公園イサムノグチの設計やモニュメントも良かったが、北海道という環境を満喫した。札幌市民がうらやましい。

2023-07-19(博物館)ウポポイ民族共生象徴空間、面白かったのだが文化を展示して面白がること自体に対するかすかな違和感。

2023-08-02(映画)君たちはどう生きるかシネコン。事前情報ゼロで見た。何だこりゃ。★★★

2023-08-06(映画)怪物、シネコン。もやもやぶりがたまらん。★★★★

2023-08-11(舞台)パレイドリア、八千代座。子ども連れだったら楽しいと思う。

2023-09-10(博物館)出水麓歴史館、新しい展示。VRゴーグルもあったけど酔った。

2023-09-10(博物館)出水市立歴史民俗資料館、図書館2階にあって無料なのだが旧態依然の展示もさることながら窓口に係員がいたことに驚愕。学芸員なのか。

2023-10-26(美術館)京都市京セラ美術館「MUCA展」ストリートアートをホワイトキューブで見る矛盾。

2023-10-27(博物館)泉佐野市立歴史館いずみさの、絵図など資料も豊富だが何より中世荘園から伝わる景観が見事。

2023-11-05(映画)ザ・クリエイター/創造者、単なる超大作だった。

2023-11-25(トークショー)ノースウッズ生命を与える大地 大竹英洋講演会、10年かけた撮影を凝縮して聞けた。

2023-12-12(舞台)つながるわとわ、八千代座。

2023-12-03(シンポ)江田船山古墳発掘100周年記念シンポ、和水町中央公民館。最後の質疑が笑った。地名解釈の独自見解披露とか(日本書紀あるある)、にぎわい創出のため古墳周辺の開発要望とか(文化財保護がテーマなんだが)

2023-12-16(映画とトークショー)目の見えない白鳥さん、アートを見に行く(熊本市現代美術館アートロフト)つれあいと。無料でいいの?

2023-12-20(映画)翔んで埼玉2琵琶湖より愛をこめて、シネコン。客10人。滋賀県民のつれあいが満喫してた。平和堂のテーマソングとか、HOPカードとか。

軽快車のローラーブレーキにグリスを補充

2024-1-5

 

長く使っているブリヂストン軽快車(マークローザ)。
後輪ブレーキで音鳴りがして効きが強くなった。
調べるとローラーブレーキのグリスが切れた状態のようだ。

 

シマノローラーブレーキ、BR-IM31R

bike.shimano.com

 

専用グリス

https://www.amazon.co.jp/-/en/04120400/dp/B001XDZLK2

100グラムのグリスが1,500円だった。
1回分10グラムで900円という商品もあるのだが、次に使うかもと考えて大きい方を買った。しかし冷静に考えると100グラムとは一生かかっても使い切れない。

ゴムキャップも劣化して固くなっており、取り外そうとしてラジオペンチやピンセットであれこれやってたら砕けて中に入り込んでしまった。あらら。成仏することを願う。


適当に注入して、無事に音鳴りはなくなった。

 

ついでに連れ合いの軽快車にも補充しておく。
こちらのゴムキャップは無事に取り外せた。

外したゴムキャップと袋の中のは交換用

作業しようとしたら、ちょっとした問題が

フレームが干渉して注入口にノズルが直接差し込みにくい。
無理やり斜めから詰め込んだ。

 

次回の交換はいつになることやら。

SR600紀伊山地の世界遺産 その10 DAY-3

2023.10.30 月曜日(延々と書いてしまったが、やっとのことで最終です)

早めの昼食後に再出発

路傍に「マツタケ山のため立ち入り禁止」の手書きサインが無数に設置してある

ほほう、ここで採れるのか…この看板は逆効果じゃないのか

11:15(495km)高野山金剛峯寺、駐車場は満車で人もぞろぞろ


せっかくなので参拝して(略

中門

大門

俗世を目指して一気に下る

12:15 下りきって日も高く、上着を脱ぐ

13:18(537km)下界に降り立ちローソン紀美野町小畑店で補給
以後、ほぼ平坦の市街地となる

ずぼら焼…気になったが立ち寄らず

14:00(550km)PC-16マリーナシティホテル

周囲は開けており、なんだかがらんとしてる

うみ

うみべ

快晴

しばらくして前方の高台に施設が見えた

あれがPCか

PCだった

直前は距離は短いながらゲキサカであった

15:35(575km)PC-17 休暇村加太

車両多し

展望台から紀伊水道を見渡す

15:50 釣り桟橋のごとき道の駅みさきを越え大阪府に入る

このへんが府県境

16:15 ルート脇の西陵古墳(国史跡)淡輪古墳群のうち墳丘長200m超の前方後円墳

ドラッグストア駐車場から

100m以上のサイズだと地上からでは小山にしか見えない

16:20 すぐ隣のニサンザイ古墳

周濠はハス田

こちら周囲にやたらと陪塚の小円墳があって面白いのだが、もはや気分はゴール地点にあるので今回はパス

日も傾いてきた

橋を二つ越える

日没

17:15(603km)ゴール セブンイレブンりんくう松原店
所要時間60時間で無事完走できた

 

17:25 近くのスーパー銭湯「りんくうの湯」に駆け込む

おとな680円、現金支払いのみ

気候が良くてそれほど汗をかいていないが、帰路は新幹線利用なので一風呂浴びる

 

18:00 JRりんくうタウン駅輪行準備


18:25 関空快速、西九条でUSJ帰りのハロウィンコスプレたちが乗り込み乗車率が急上昇
大阪で乗り換え、新大阪で気持ち急いで移動しながら駅弁と祝杯用ビールを購入


20:10 九州新幹線さくら573号、車内はガラガラだった

斜め前の赤ちゃんとアイコンタクト

 

ルートは参詣道という稀有な世界遺産をたどる
大変とはいえ最新機材のロードバイクで舗装路を行くのだから、往時の人びとが救済を求め山道を旅するのとは比較にならない

 

アップダウンでは序盤の葛城山、上りはともかく下りが直線的なため急傾斜で路面も悪く気を使った
護摩山までの道も長く、なかなかきつかった

 

あと1日あると世界遺産各所の構成文化財をじっくり参拝見学できたのだが、休暇の都合でそこまでゆっくりできなかったのが残念

 

宿泊は適度な間隔で設定できたが430キロ付近の龍神温泉、ここは温泉地のため旅館がでビジネスホテルは存在しない。発着時刻によっては注意が必要だ

 

初めてのSR600だったが天候にも恵まれ、楽しい旅ができた

SR600紀伊山地の世界遺産 その9 DAY-3

2023.10.30 月曜日

3日目

5:00 起床 アラームで目覚めると下を流れる川の音

部屋のキーホルダーが温泉入浴券になっていたそうだが未使用

自転車を自分で倉庫から出してサドルバッグをごそごそやってたら、当直のおっちゃんが出てきて見送ってくれた

フロント

 

5:30 再出発、気温5度だが持ってきた服を全部着たので、さほど寒さは感じない

山の端もしらじらと

6:00 30分走ると温まってきたので防寒で着用した雨具のパンツを脱ぐ

明るくなってきた

20キロで900メートルアップの上り

紅葉黄葉の見ごろはもう少し先のようだが景色で上りを紛らわす

時間も早くて車はほとんど通らない

聞こえるのは風の音、鳥の声、自分のゼイハアだけ

7:35(450km)PC-13 ごまさんスカイタワー

タワーに登れるみたいだが営業開始前

風が強い

トイレの水道は飲用不可

売店も開く前なので自販機で買ったココアを飲みパンをかじり、雨具のフードまでかぶって下りにかかる

8:20 一気に下り長慶天皇

正確には「伝」とか「参考地」を付すべきかな

渓流に沿ってのんびり下る

素敵なルートだが夜は暗かろう

8:45(470km)PC-14 小辺路(こへじ)

サインの横に自販機と公衆トイレ、トイレは夜間閉鎖かも(未確認)

清掃が行き届いていた

防寒用の雨具上下を脱ぐ
ここからまた上る

前方青看板の左手に村役場

10:00 野迫村役場を過ぎてすぐ、いなか食堂別所でブランチ

営業時間は800-1430

くつろげる店内

玉子丼600円

単品と思ったら汁とか漬物とか色々ついてきたよ

と思ったら会計は700円やった(いいけどさ

ごちそうさまでした

さ、あとは下って帰るだけ

SR600紀伊山地の世界遺産 その8 DAY-2

2023.10.29 日曜日

十津川温泉から下っていく

15:40(362km)PC-11 熊野本宮大社

観光客ぞろぞろ

本殿はこの先

参拝したかったが先を急ぐ

展示施設は改修中

展示施設や大鳥居も横目に見るだけでパス(残念

鳥居にも人が列をなす

明日の朝食用にパン屋でパンを購入、サドルバッグに縛り付ける

あと51キロって、PCまでの距離じゃないんだから

17:20(384km)PC-11 近露王子跡

日没が近い

隣にトイレ

ほぼ露天だがベンチもあり季節によっては仮眠も可能

石碑の文字は出口王仁三郎の筆

 

国道168号の出入り口の物販施設「古道歩きの里ちかつゆ」にある「とろろや」にて夕食をいただくことにした

店頭のデジタルサイネージ兼メニュー(英語にも対応)横のマシンから発注

バックパック姿の海外トレッキング客も食事していた

ここで食事をすると宿の入浴時間に間に合わなさそうだったので少し迷ったのだが、フロより座って食べる方を選択

豚ロース定食1,150円

隣には大きなAコープもあったので、熊野本宮でパンを買う必要はなかった

きれいな店舗が並ぶ

この先は商店がほとんどなく(とくに夜間)補給に注意が必要
マップで見ると付近にゲストハウスが多数あって、ここらで宿泊もありか

 

18:00 再出発

20:00 ランドアバウト

ランドアバウト通過は人生何度目か

20:55(430km)龍神温泉元湯にチェックイン
自転車は屋内倉庫に入れてもらえた

和室

宿の川向うにある共同浴場の入浴受付は惜しくも20:45で終了しており、洗顔清拭のみとなった

注意書き1

注意書き2

22:20 就寝

つながるわとわ(八千代座)

2023-12-2

16:00開演

前売り2,000円

ほぼ満席(二階は入れてない)

若い打楽器奏者たちの演奏が歴史を感じさせる八千代座会場の雰囲気と相まって素晴らしかった

筝演奏の小路永母娘による「よへほ節」も伝統楽器による新鮮なアレンジがよかった

地元から公募したらしき方々による劇場復興のストーリー「八千代座物語」

客席にダンスに興味なさげな(失礼)おっちゃんおばさまたちがちらほら見えたのだが、知り合いを応援に来たのかなと想像

劇中では市民が出資した史実を模した株券(入り口で配布されたフライヤーの裏面)を皆で掲げるシーンがあって、ごそごそ探していたら出しそびれてしまい残念

右が株券フライヤー

パンフ表紙も素敵

 

深く満足