2021-2-11 木
新聞報道で、高森町の酒粕をテーマにしたスタンプラリーが開催されていることを知った。
酒粕(さけかす)とは日本酒を作る過程で出る、搾りカスのこと。採れたての酒粕には、酵母に含まれていた豊富な栄養分が多く残り、糖尿病、高血圧予防に効果があるとみられています。また、スキンケアにも効果があり、美白作用や抗酸化作用があるといわれています。
「さけかすさんぽ」では高森町の地酒「れいざん」のしぼりたての酒粕を使って、町内14の店舗がイベントのためのオリジナル酒粕商品を開発し、販売します。
また、期間中は"素敵なプレゼント"が当たるスタンプラリーが開催されます。
http://www.town.takamori.kumamoto.jp/kanko/kankoevent/newevent/2020/01/event8772.html
引用は高森町ホームページからだが、なぜか前回(2020年)記事しか掲載されていない。同町フェイスブックや熊本県観光ホームページにも掲載がなく、新型コロナウィルス感染拡大防止のため積極的な広報を控えているのか。
まあとにかく、現地に行けばよかろうと出発することにした。ちなみにスタンプは2個収集で景品と交換できるという、史上まれにみる敷居の低さであった。2個でいいのかー
また、平成28年熊本地震で被災した国道57号の迂回路として昨年開通した、北側復旧ルートの様子も見てみることにした。
熊本地震による大規模な斜面崩壊によって通行止めとなっていた国道57号の代替路である北側復旧ルートが国の直轄代行により10月3日に開通しました。延長は約13kmで、熊本都市圏から阿蘇地域へのアクセスが飛躍的に向上しました。
『熊本県道路かわら版2020』
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/124637.pdf
この復旧ルート開通まで熊本と阿蘇を結ぶ迂回路だったのが、県道339号北外輪山大津線、通称ミルクロードである。復旧工事中に何度かブルベで通過したが、じつにさまざまなスキルが必要とされた記憶がある。
- 阿蘇外輪山を越える傾斜に打ち勝つ脚力
- 狭小な幅員をクリアできる運転技術
- トラック商用車自家用車の集中で生じる排ガスを吸わないため息を止めておけるだけの肺活量
…などが求められ、できるなら別の道を通りたくなる思いをしていたのだ、毎回。
それが24時間体制の工事により復旧ルートが開通したとのことで、クルマはもとより自転車乗りにとってもありがたい限りである。
大津IC
復旧ルートは自動車専用。ちなみに開通時、ここを走れるサイクリングイベントが開催されたらしいが知らなかったので参加していない(残念)。
復旧ルート開通で減少したとはいえ、県道の交通量がゼロになったわけではないので注意が必要だ。
二重峠トンネルの熊本側出入り口部分の上から撮影。ツーリング中のバイクが多かった。
車帰の交差点、開通前はひんぱんに渋滞が発生していたポイント。
阿蘇側に下りきって、車帰IC方面を望む。
阿蘇ではファームランドの前などを通過したが、駐車場にはそれなりに車が止められていた。ナンバーをみると県内がほとんどだが、福岡や久留米など九州内もちらほら。もちろんコロナ過以前の状況とは程遠いのだろうが、観光客も来てるんやなあ。
かすかに追い風の中、高森までのんびり走り、山村酒造。ここは通過してまずは南阿蘇鉄道高森駅のフランキー銅像にご挨拶。
駅舎内にも関連ディスプレイが。ふと上をみると、漫画家の色紙がずらり。
これ直筆??
観光協会でスタンプラリー台紙を入手して、腹ごしらえのため高森駅近くのラーメン王来軒へ。
酒粕ミソラーメン800円をいただく。
あっさり味噌にほんのり酒粕のコクが加わり、味わい深いスープ。麺は中細でトッピングはチャーシュー、卵、モヤシ、ネギ、ノリ、フライドオニオン。おいしくいただきました。
続いて近くのショッピングセンター内のパン屋で酒粕パン108円を購入したのだが、スタンプは500円以上が対象とのこと。押印は次回に持ち越しにして、帰ることにする。
国道265号から県道11号、城山展望所。
ここのレストハウス、開店してる時に来たことがない。
県道45号で牛に挨拶してから帰宅。
走行距離165㎞
※下書きを発掘したので公開しておく※