【新阿蘇大橋】一心行の大桜見学をもくろみ、道に迷う

2021.03.27 土 晴れのち曇り 東風やや強い


土日で400㎞ブルベ出場も考えたのだが、あいにくと日曜が雨天予報だったので取り止めにして(正解だった)、阿蘇の桜を愛でることにした。


7:00起床、8:15出発

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9:20菊池渓谷入口にて右折して林道へ

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旭志まで上ったり下りたり。

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放浪の歌人、宗 不旱(そうふかん)没地を通過。この人について、かなり以前に調べたことがあるのだが
芸術的才能はともかく生活力が低く(不運であったというのもある)
家族や親せきにこういった方がいた場合かなり迷惑だろうなと思った記憶がある。
いや、歌は素敵なのだが。

 

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10:10 四季の里旭志入口にて、ウォンバット号の生存確認。
ここから鞍岳登山口方面へ上り始める。キャンパーやハイカーの車がちらほら。

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路面は荒れておらず幅員狭小部もあるけど、車両はほとんど通らないので走りやすい。
ただ、傾斜が急できつかった。

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11:00 鞍岳/矢護岳駐車場。やれやれ。少し下って外輪山内縁へ。

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11:15 分岐点で右に行ってしまう。次第に道が荒れ、グラベル状態に。

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むむむ。

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タイヤがほこりでまっしろ。

ここで引き返すべきだったのだが突き進んだところ、皆伐植栽現場を過ぎて太陽光発電所のフェンスで行き止まり。

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遠くにミルクロードを走る車両が見えるのだが。
すごすご引き返す。くう~

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分岐まで戻りよく見ると、ひっそりとサインが。やれやれ。

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なぜか狛犬。お前、道迷ったんか、と笑われたw
地形図を持参すべきでした。ブルベと違って時間制限はないので、まあよしとする。

 

12:10 せっかくなので二重峠の石畳に立ち寄り。
https://kumamoto.guide/spots/detail/11929

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見るとキスミレが咲いていた。補給食を忘れてきたので、お腹がすいてきた。

 

赤水まで下ると、あてにしていたローソンが解体工事中だった。

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やむなく向かいの直売所で芋天100円コーラ120円。


そのまま57号を下り、新阿蘇大橋へ。先日開通したところで、車が多かった。

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橋は車道を走ったのだが、熊本から阿蘇方向へは微妙な上り勾配であった。

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帰ってから地理院地図で標高を調べると、西の立野で365m、東の河陽で399mだった。
地点間の距離は685mだったので4.9%…

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※後方を確認してから撮影しています※

南側に歩道があり、渡りきったところの南に展望休憩所、南北に駐車場があったけどクルマと人で混雑していたので通過。

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そのまま国道325号へ。一心行の大桜直前では駐車場に入る車両で渋滞発生。

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kumamoto.guide

サクラ周辺は一面の駐車場が設置され、誘導スタッフも大忙しであったので遠くから眺めるだけにして通過。

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考えることはみな一緒ですな。


阿蘇周辺の桜は、満開から散り始めといったところだった。

 

13:45 近くの味千ラーメン阿蘇店でラーメンと高菜丼のセット。満腹。

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高森から国道265号で箱石峠。電波塔まで上り、根子岳を眺める。

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16:30 県道213号から小嵐山に出て外輪山を上る。

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途中、軽トラック2台が下りてきた。お邪魔してます。

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この切通しを抜けると

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この景色。

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北東には夕日を浴びるくじゅう連山。

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しばらく外輪山北縁の牧草地を進み、県道45号へ。

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パチパチと音がすると思っていたら、まだ野焼きの炎が残っている。

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現役の消防団員としては煙の臭いに火災現場を想像してしまう。


ウィンドブレーカーにベストを着込んで菊池渓谷を下る。
菊池神社周辺は夜桜を楽しむ人が多かった。明日の雨で桜は散ってしまうかな。


19:45 帰宅。

【津奈木町】ツナギオイスターバル【牡蠣小屋】ほか

 八代トヨオカ地建アリーナ(八代市総合体育館)方面に用事があったので、ついでに津奈木町に出かけることにした。

 

少し時間があったので、国道3号から重盤岩(ちょうばんがん) へ。

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頂上近くの駐車場、奥にトイレ(汲み取り式だったがきちんと清掃されていた)

 

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眼下に津奈木の町並みが見下ろせる。手前の施設は美術館発着のモノレール終点。

 

山を下りて亀萬酒造へ。

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直売所。「お酒コーナー」とあって、それはそうだろう。こちらの酒は南国の味わいというか、東北なんかのすっきり辛口とは違っているのだがけっこういける。

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酒粕もあったけど今回は購入せず。

 

電話で予約した時間も近づいたので、いざ牡蠣小屋へ。

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要所にサインが設置してあるので、迷わずに到達できた。

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廃校となった平国小学校施設を利用して、土日祝のみ開店するオイスターバル。ただし供されるのは生ガキではなく、BBQスタイルのいわゆる牡蠣小屋です。洋風にしてオサレ感を出したのがポイント。

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本日のおすすめ「燻製牡蠣のアヒージョ900円」と「アヒージョに入れる野菜200円」を頼むと、テーブルにディスプレイされてたプレートを渡される。それ、見本じゃなかったのねw

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旧職員室/事務室が調理場のもよう。

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旧玄関ポーチにウッドデッキが設置してあり、海と天草諸島を眺めつつ食することができる。高台にある牡蠣小屋は珍しいのではないか。

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牡蠣はむろんおいしかったけれども、さらに立地と内装で好感度アップしてる感があった。

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旧運動場で遊ぶ地元の子ら。

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帰るころがちょうど昼時だったので賑わっていた。旧中廊下にも焼台が並んでたけど、食べるなら断然旧玄関の方がおすすめである。

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帰りに立ち寄った「道の駅でこぽん」鮮魚コーナーにて発見。天草産アラ刺身「めずらしい‼」この部分って、普通は「塩焼きに!」とかの言葉が書いてあるんだが、そんなに珍しいのか。(買わなかったけど)

 

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まだ少し時間があったので八代港の「くまモンポート八代」に立ち寄り。

土日祝日のみ、熊本県民のみ対象に開園中。無料。

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広大な駐車場。当分、満車の心配はない。

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でも園内には家族連れなどそれなりに来場者の姿があった。くまモンいっぱいの芝生広場なので、子どもが小さいと楽しいかも。

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広大な岸壁。クルーズ船の再来はあるのだろうか…

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【高森町】さけかすさんぽ【でも未達成】ほか

2021-2-11 木

 

新聞報道で、高森町の酒粕をテーマにしたスタンプラリーが開催されていることを知った。

 

酒粕(さけかす)とは日本酒を作る過程で出る、搾りカスのこと。採れたての酒粕には、酵母に含まれていた豊富な栄養分が多く残り、糖尿病、高血圧予防に効果があるとみられています。また、スキンケアにも効果があり、美白作用や抗酸化作用があるといわれています。

 

「さけかすさんぽ」では高森町の地酒「れいざん」のしぼりたての酒粕を使って、町内14の店舗がイベントのためのオリジナル酒粕商品を開発し、販売します。

 

また、期間中は"素敵なプレゼント"が当たるスタンプラリーが開催されます。

http://www.town.takamori.kumamoto.jp/kanko/kankoevent/newevent/2020/01/event8772.html

引用は高森町ホームページからだが、なぜか前回(2020年)記事しか掲載されていない。同町フェイスブック熊本県観光ホームページにも掲載がなく、新型コロナウィルス感染拡大防止のため積極的な広報を控えているのか。

 

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まあとにかく、現地に行けばよかろうと出発することにした。ちなみにスタンプは2個収集で景品と交換できるという、史上まれにみる敷居の低さであった。2個でいいのかー

 

また、平成28年熊本地震で被災した国道57号の迂回路として昨年開通した、北側復旧ルートの様子も見てみることにした。

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熊本地震による大規模な斜面崩壊によって通行止めとなっていた国道57号の代替路である北側復旧ルートが国の直轄代行により10月3日に開通しました。延長は約13kmで、熊本都市圏から阿蘇地域へのアクセスが飛躍的に向上しました。

熊本県道路かわら版2020』

https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/124637.pdf

 

この復旧ルート開通まで熊本と阿蘇を結ぶ迂回路だったのが、県道339号北外輪山大津線、通称ミルクロードである。復旧工事中に何度かブルベで通過したが、じつにさまざまなスキルが必要とされた記憶がある。

  • 阿蘇外輪山を越える傾斜に打ち勝つ脚力
  • 狭小な幅員をクリアできる運転技術
  • トラック商用車自家用車の集中で生じる排ガスを吸わないため息を止めておけるだけの肺活量

…などが求められ、できるなら別の道を通りたくなる思いをしていたのだ、毎回。

それが24時間体制の工事により復旧ルートが開通したとのことで、クルマはもとより自転車乗りにとってもありがたい限りである。

 

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大津IC

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復旧ルートは自動車専用。ちなみに開通時、ここを走れるサイクリングイベントが開催されたらしいが知らなかったので参加していない(残念)。

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復旧ルート開通で減少したとはいえ、県道の交通量がゼロになったわけではないので注意が必要だ。

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二重峠トンネルの熊本側出入り口部分の上から撮影。ツーリング中のバイクが多かった。

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車帰の交差点、開通前はひんぱんに渋滞が発生していたポイント。

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阿蘇側に下りきって、車帰IC方面を望む。

 

阿蘇ではファームランドの前などを通過したが、駐車場にはそれなりに車が止められていた。ナンバーをみると県内がほとんどだが、福岡や久留米など九州内もちらほら。もちろんコロナ過以前の状況とは程遠いのだろうが、観光客も来てるんやなあ。

 

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かすかに追い風の中、高森までのんびり走り、山村酒造。ここは通過してまずは南阿蘇鉄道高森駅のフランキー銅像にご挨拶。

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駅舎内にも関連ディスプレイが。ふと上をみると、漫画家の色紙がずらり。

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これ直筆??

 

観光協会でスタンプラリー台紙を入手して、腹ごしらえのため高森駅近くのラーメン王来軒へ。

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酒粕ミソラーメン800円をいただく。

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あっさり味噌にほんのり酒粕のコクが加わり、味わい深いスープ。麺は中細でトッピングはチャーシュー、卵、モヤシ、ネギ、ノリ、フライドオニオン。おいしくいただきました。

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続いて近くのショッピングセンター内のパン屋で酒粕パン108円を購入したのだが、スタンプは500円以上が対象とのこと。押印は次回に持ち越しにして、帰ることにする。

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国道265号から県道11号、城山展望所。

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ここのレストハウス、開店してる時に来たことがない。

 

県道45号で牛に挨拶してから帰宅。

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走行距離165㎞

※下書きを発掘したので公開しておく※

玉名市 金栗四三マラニック ばばばっ!とつけむにゃ~【当選】

事務局からお知らせが届いた。

いろいろ入っている。

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・当日のご案内(裏は会場地図)

・感染予防ガイドライン(令和3年1月6日更新)

・健康チェック表・同意書(2週間前からの体温記入表)

・ゼッケン引換券

 

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、とても気を使っての開催であることが文面からうかがえる。楽しみなので無事開催されることを願っている。

10年日記帳を買った

日記帳を最後まで記入し終わったので、新しいものを購入した。

 

これまで使っていたものは「博文館10年運用セレクトダイアリー№194」本体3,400円+税。

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2011年1月1日から2020年12月31日までの記入欄がある、いわゆる10年日記帳である。10年前に近所の書店で買ったものだ。

 

この日記帳はハードカバーのしっかりした造本で気に入っていたのだが、
巻頭と巻末についていたいろいろな便利ページを利用することがほとんどなかった。

 

巻頭にはカレンダー10年分、10年間メモ、月間予定10年分、10年間の重要ニュース、年間カレンダー(見開きで1年を10年分)。
巻末には満年齢表10年分、歴代日本元号、お付き合いマナーの目安、慶弔お付き合いメモ、住所録。

こういったページを便利だと感じる人もいるんだろうけどね。

 

このため次期10年用として、シンプルな日記帳を選択した。

それがこちら、日事記(丸川商店)。「ひじき」と読むらしい。7,000円+税。

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https://www.mrkw.jp/items/8766926

 

厚手の用紙で書き心地がよく、万年筆でも裏移りしないとか。
筆記用具は水性ボールペン(ジェットストリーム0.5㎜)なので関係ないが。

 

これを書き終わる10年後は、何やってるのかなー

映画【デンキカン】建築と時間と妹島和代

2020-12-7 月

つれあいに誘われたので映画を見てきた。
妹島和代、世界的に有名な建築家…?という程度の知識しかなかったのだが。

 

建築家をテーマにした映画ということだったので想像するに
・コンペ/プロポのアイデアを得るために苦闘する建築家
・ライバルたちとの苦闘の末、勝利を勝ち取る建築家

・友情と愛、そして別れ
・これまでの建築作品を空撮やCGなど駆使して紹介
・建築家の活躍で世界征服をたくらむ秘密結社とテロ組織は壊滅する
・そして建築作品は竣工、めでたしめでたし

 

上記要素は全くなく(当然)、施主である大阪芸術大学製作のドキュメンタリー映画であった。
・コピー用紙を切り貼りしての模型作り
・コマ送りでの建築現場風景
たまに建築家へのインタビューがはさまり、その間BGMはループという、なかなか興味深いというか、初めて見た種類の映画というか、上映時間半分、いや4分の1ならよかったのに。


観客数8名。

見終わってつれあいと「設計の報酬はいくらなのか」「総建築費はいくらなのか」「大阪芸大ってどこにあんの」「むかし近つ飛鳥博物館へ行くときに見かけた」「あのブドウ畑の」「そうあそこ」などと言いながら帰りました。

 

完成後の建築に雨が降ってるシーンがあって、屋根末端に雨樋がないらしく雨だれがじゃんじゃんフロアに落ちていた。
あれ雨落ち溝になるよぜったい。メンテが大変そうだと感じてしまった。